2010年10月13日水曜日

ベンダ・ビリリ

梅田ガーデンシネマで「ベンダ・ビリリ!」を見てきた。

しかも今日で二回目。
先週水曜にも見た。

同じ映画を映画館で見る。というのは今までにないこと。

ベンダ・ビリリは簡単に言うとアフリカ音楽のドキュメンタリー映像。
コンゴ民主共和国の障害者でホームレスが中心のバンド
「ベンダ・ビリリ」

極貧国でダンボールで寝る。
食うや食わずの生活。
その生活の中から生み出される歌には
本来の歌の力があるように感じた。

空き缶で自前の一弦楽器を作りそれで演奏する人もいる。

何かがないと、それができない。と言い訳する自分に
手があれば、手拍子できるし、
声があれば、歌うたえるし、
頭あれば、考えれるし。
半径1mあれば、自分の表現ができる。
そんなことを映画を通して、突き刺さった。

極貧でありながら、異常に陽気なコンゴ人。
コンゴ人の平均寿命は45歳だそうだ。
早い。
だからこそ、強く思う何かがあるのかな。
逆境こそは創造の母。

サントラも買って1週間聴いてるけど、
いいです。
大阪の来日公演もあったらしいけど、
知ったときは終わってた・・・残念。

映画にも出てくる曲ですが、グッときた曲。

サントラから引用

トンカラ(ダンボール)

ダンボールで寝てた俺が
マットレスを買った
同じことが起こりうる
お前にも 彼らにも

人間に再起不能はない
幸運は突然訪れる
人生に遅すぎることは絶対ない
いつか成功する

人の人生をとやかく言っちゃいけない
人生は続いていく

路上の子をとやかく言っちゃいけない
誰も自分の人生を選べない

マンデラの広場の子供たちは輝く星々
彼らはトンカラの上で眠る
プラットフォルムは輝く星
彼らはトンカラの上で眠る
俺たちにはトンカラがある

なぜ俺たちをバカにする?



You Tubeに「ベンダ・ビリリ!」の予告編ありました。
トンカラも一弦楽器の男の子も見れます。