2008年1月21日月曜日

鳥取の友達

今日は鳥取に在住の友達について少し紹介します。


まずとても変わった人物である。

なにが変わっているのかと申すと
ほとんどの日本人なら上昇志向なる物があると思うが
彼にはまったくといっていいほどないのである。


もう五年ほど前にパチンコ屋で一緒にバイトを
してた事があるんだが
主任が(店長の次に偉い人)
川○君に「仕事がんばってや」と軽く声をかけると
川○なる人物は「いや~やる気ないんで」と
さらりと答えるつわものなのである。


ある日、パチンコ店の食堂で
「サラダごはん食べます?」などと聞いてくるのである。
そんなごはんなんぞは聞いた事もないが
テレビで見たらしく
ごはんにひたひたとサラダ油をかける。
その艶といったら・・・。
決して食したくないごはんなのであった。


それを「うまいっす」などと言いながらがっつき
しかもこれで野菜もとれるんで体にもいいっす。」と
勘違いもほどほどしい間違いをしてくれるのである。
サラダ油ってそういう意味じゃないから!!
その食堂にいた人みんなつっこんだのは言うまでもない。

そんな川○君がもう四年ほど前に
ボクシングのプロテストを受けたが落ちてしまい
ボクシングを辞め実家の鳥取に帰ってしまいました。


元々大阪にはボクシングがやりたくて出てきたので
賢明な判断だと思うけど
一回テストに落ちたくらいで辞めるなんて
もったいないからもう少し続けたらいいやんなどと
僕やまわりの人はそう伝えると
もう辞めます。ほんとに好きなら続けると思うんで」みたいな事を
その時に言ったと思う。


かっこいいなと思った。


なんか自分の気持ちに正直で
社会の基準に従うんじゃなくて
自分の血に従ってる感じが
彼からは感じる。


僕はそんな人になりたいと思う。

そんな彼が友人で良かった。

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