2008年7月8日火曜日

革の特徴

今日は革の特徴について少し書きたいと思います。

まずGoat skin(山羊革です。)
きれいなシボが特徴です。
シボとは皮革表面に見られるしわ模様のことです。

最近はエンボス加工と言って
革に型押しをしてシボを人口的に
だすことも多いです。

山羊革は薄く柔らかなのに丈夫なのが特徴。
耐磨耗性にも優れています。
成山羊の革はGoat(ゴート)と呼び、
仔山羊の革はKid(キッド)と言います。
Kidは染色時の発色が良く、
特に高級な靴の甲革や手袋などに使われます。





次はdeer skin(鹿革です。)
鹿革は耐水性に優れ、
水に濡れても変質しにくい利点があります。
そして、柔らかいです。
革も伸縮性があり、
繊維が複雑に絡み合っているので
裂けにくいです。
カメラやメガネのレンズを拭くのに
セーム革を用いますが
あれも鹿革です。
あれだけ薄くても裂けにくいのです。



最後はPig skin(豚革です。)
唯一日本国内で賄える革です。(たぶん・・・)
日本以外では生産が盛んではなく
世界中に輸出されています。

革に3つかたまって並ぶ毛穴が独特です。
摩擦に強く通気性があるため
靴のインソールなどに使用されることが多いです。
写真も靴の中部分です。



ゴートスキンとディアスキンの写真は手袋を使用しました。

少しでも革選びの参考になればと思います。


いつものですが。
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