脱出記 シベリアからインドまで歩いた男たち
スラヴォミール・ラウイッツ
最近読んだ本でもっともおもしろかった1冊です!
stdで見つけて買ったのですが、
読まずに3ヵ月ほど放置してましたが
読んでみると、驚愕の連続なのですが
物語はたんたんと進んでいきます。
タイトルが脱出記とだけあって
ソ連の強制収容所から脱走するのですが
(ノンフィクションです)
アメリカドラマのプリズンブレイクより
スリリングで収容所での
扱われ方には腹が立ちます。
1940年頃の話です。
シベリアからインドまで一年ほど(一年ですよ!)
徒歩のみで逃走するのですが
モンゴル?のゴビ砂漠では
最長12日間も飲まず食わずで
歩き続けます。
著者の体験を想像するのがもう困難です。
いつ終わるかもしれない砂漠。
日中歩いて疲れ果て、夜休む。
朝になり、見渡せば地平線まで砂漠のみ。
これが毎日続きます。
飲み物も食べ物もない・・・想像を絶する体験です。
人間のもつ生命力に驚かされ感動します。
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